筆の持ち方・腕の構え方・姿勢など「こうでなくてはならない」という決まりはありません。
ただ書を書くということは、単に筆を持って書くということだけでなく、長い時間全神経を集中させるので、それに耐えられ、書こうとする感興を十分発揮できるような状態にすることが基本です。

筆の持ち方

２本の筆を箸を持つように持ち、下の方の筆を抜き取ります。

書くときの姿勢

背筋をまっすぐ伸ばして、机とおなかの間に握りこぶしが、ひとつ入るくらい空けて座ります。両肩に力を入れ過ぎないように注意します。